@の具体的な拡大図がこちらです。
実際ある生地を例にとって説明します。
@は、その生地の品番を表します。
メーカーによって固有の品番があり大体数字とアルファベットの組み合わせです。
2つ連番で記載されているのは、同じ柄の色違いのあることを示しています。
AとBは、その生地自体の値段を表します。
それぞれで、値段が違うのは生地によって生地巾が異なるために、
1mあたりの値段と、1uあたりの値段に差ができるためです。
1mの巾の生地でしたら、m単価とu単価は同じになりますが、
この生地の生地巾は137cmなので、違いが出てきてしまうのです。 |
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Cは、その生地が持つ機能をマーク化したものです。
各メーカーいろいろな機能を持たせているのでマークも様々です。
Dには、生地の性質を表します。
リピートとは、1柄の大きさを表します。
この場合、タテ62cm、ヨコ68cmの大きさの柄が繰り返しながら生地いっぱいに広がっていると
考えてくださ い。
組成は、その生地を織り上げている繊維の種類です。
大体カーテンに使われる繊維は、ポリエステル、アクリル、レーヨン、綿の4種類です。
防炎(イ)とは、消防法に基づいた防炎性能をあらわします。
カタカナの(イ)とは防炎加工の種類です。洗濯(水洗い、ドライクリーニング)によって、
防炎加工の再処理が必要かどうかで(イ)〜(ニ)の4種類に大別されます。
が、カーテンで使われる防炎ラベルはほとんど(イ)ラベル(洗濯後再処理の必要なし)です。
Eは、JIS L-0217による洗濯方法を表示してあります。
T-6は洗い方などのマークの組み合わせの番号ですが、各メーカー独自の組み合わせ番号を
使っているようです。
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