カーテンの美しさとは、その生地の色、柄だけを問われるのではなく、その生地が縫製され、窓に取り付けられ、それが一つの造形となったときに最大限に発揮されるものです。 同じ生地でも、ヒダがつけられ、ドレープの曲線が現れた時にその効果が生かされ、単に垂れ下がった1枚の布から価値のある”カーテン”へと生まれ変わるのです このように、カーテン生地を生かすも殺すも、縫製加工や取付方法いかんにかかわるといっても過言ではありません。 カーテンの種類は、用途、機能、縫製などによって区別(シャワー、遮光、スタイル・カーテン等)されますが、一般的にカーテンという場合生地の厚み(織り方)によってドレープ・カーテン(厚手)と、レース・カーテンの2つに大別されます。 オーダーカーテンの場合普通、2倍幅使い、3つ山ヒダ仕様で縫製されることがほとんどです。 2倍幅使いというのは、窓幅に対して2倍の生地を使かい、窓幅分を差し引いた生地でカーテンのドレープ(ヒダ)を作ることです。 一般的に”既成カーテン”は、1.3〜1.5倍幅使いの製品が多いようです。
3つ山とは、カーテンの山の部分(フックがかかっている所)の形状をいいます。 文字どおり3つ、山を取るので3つ山といいます。もちろん、2つ山、1つ山なんていうのも存在いたします。 前述の幅使いのところで2倍の生地を使ってカーテンを作ることはご説明しましたが、その生地を使ってきれいなドレープを出すために3つ生地をつまんで山を作ります。
これらは、あくまで基本縫製であり、幅使いや山の形等はお客様がご自分で選ぶことが出来ます。 山の形などにはそのほか色々と種類がありますし、2倍幅以上生地を使って優雅にゆったりとしたドレープのカーテンを仕上げたい!といったお客様のご希望にもお答えできるかと思います。 お客様の様々な”オーダー”にお答えできる。それが、オーダーカーテンであり”オーダー”といわれる所以です。 |
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